- 性別:女性
- 利用時の年齢:32歳
- 職種:医療系の会社の事務員
- 勤続年数:6年
HSPのTさんが退職代行を使おうと思ったきっかけ
会社がパワハラ体質で、気の弱い人に対し仕事を押し付けたり、裏で陰口を叩いたりすることがまかり通っていました。
なんとなく嫌だなと思いながら働いていましたが、仲のいい同僚や先輩がいたため、ずっと働いていたのです。
ところが、その先輩たちが突然仕事をやめてしまいました。
その時、先輩たちがひどいいじめにあっていたことを上司から聞きました。
そのひどいいじめを把握しておきながら、全く対処しなかった上司に対し疑問と怒りと不信感を抱き、表向きは別の理由で「退職」を申し出ましたが、聞き入れてはもらえませんでした。
それから人がどんどん辞めていき、その分のしわよせが何故か私に向かいました。
私1人で抱えている仕事の量がどんどん増え、残業時間もそれに比例して増えていきました。
もういい加減限界だったので、再び上司に相談したところ、
「今辞められると困る」
「私も辞めたいけど、新しい職場に行って一から仕事を覚えるのは大変だからここで勤めている」
などと言われ、退職はさせてもらえなさそうだなと思ったため、「退職代行」を使うことにしました。
仕事が忙しく趣味に割く時間も力も残っていなかった
仕事を始めてからは、毎日家に帰ってご飯を食べて寝るだけという生活を繰り返していました。
趣味はスマホでゲームをすることと、写真撮影に出かけることでした。
しかし、毎日仕事が忙しく、家に帰っても鬱々とした気分が抜けなかったため、趣味に割く時間はほぼありませんでした。
職場の友人もいましたが、今思うと友人というよりは、
相手からすると辞められると困るから友達という体で繋がっていたのかな
と思います。
遊びに行ったりすることもありましたが、考え方の違いなどで引っ掛かる部分が多々ありました。
自分で何度も「退職」を願い出したが辞められない
今まで何度か「退職」を願い出ていたのに辞められず、本当に精神的に追い詰められていました。
ところが、弁護士の方の電話と通知書1つであっという間に終わりました。
弁護士の方も丁寧にやりとりをしてくださったため、私がしたことといえば制服や保険証、退職届を書いて会社に送ったくらいでした。
こんなに簡単に仕事が辞められるのかと拍子抜けしてしまったくらい、簡単でした。
悪かった点は特に思いつきませんが、よく私のことを心配してくださっていた先輩にご挨拶ができなかったことを心苦しく思っています。
退職してから、趣味をする心の余裕ができた
退職してからの1番の変化は、精神的な余裕ができたことでした。
毎朝起きた瞬間から
「会社にいきたくないなぁ」
「今日は定時で上がれるかな」
とか思いながら出勤していましたが、会社のことを何も考えずにいられるのは大きいです。
趣味のゲームや写真撮影を楽しむ心の余裕もでき、毎日ウォーキングも楽しんでいます。
友人関係は会社関係がメインだったので、ほぼ断ち切られた感じです。
ですが、今思うと一緒にいて心から楽しいと思える友人関係でもなかったので、切れてスッキリしたかなとも思います。
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